スクラッチでは、作りかけのプログラムを保存することができます。保存することで次回は続きから行うことができるようになります。
データの保存方法は2つ。
スクラッチの公式サイトでは、アカウントを作ることを推奨しているので、保存するにはメールアドレスなどを登録してアカウントを作らなければならないと思っているかもしれません。
ただ、学校の授業で児童・生徒が使う場合には、メールアドレスを登録してアカウントを作るのは現実的ではありませんよね。
そこで、アカウントを作らずに(メールアドレスの登録不要で)、スクラッチのプログラムを保存する方法を紹介したいと思います。
自動的にファイルが保存されます。
保存されたファイルは、画面の左下に表示されます。
ファイル名の右側にある▼マークをクリックして、フォルダを開くを選ぶと、保存されたファイルが見られます(下図)。
ファイル名は自動的に「Scrachのプロジェクト.sb3」とつけられます。次に始めるときに、このファイルを読み込ませれば、続きからプログラミングを行うことができます。
保存したファイルを、指定(選択)すれば、データが読み込まれます。
もし保存したはずのファイルが見つからないときは、パソコンのファイル検索で「*.sb3」と入力して探してみて下さい。「.sb3」は拡張子と呼ばれるもので、スクラッチ3.0のファイルであることを意味しています。
以上の方法ならアカウントを作成せずに、スクラッチのデータを保存することができます。アカウントの登録ができない学校の授業で使用する場合やメールアドレスを登録することに抵抗がある人は、この方法で保存してみてください。