キーボードの矢印キー「↑」「↓」「←」「→」を押すことで、キャラクターを自分で動かすスクラッチのサンプルプログラムです。
キーボードの矢印キー「↑」「↓」「←」「→」を押すとネコが動く。
赤いリンゴに触れると、ネコも赤くなる。
赤いリンゴから離れると。元の色に戻る。
サンプルでは、ネコを動かして、赤いリンゴに触れると、ネコが赤く変わるようなプログラムにしていますが、『何かに触れると、何かが起こる』プログラムに変えることもできます。
まずは、サンプルプログラムの中身を解説します。
このサンプルで使用しているスプライトと背景は下記のとおりです。
いずれもスクラッチに標準で組み込まれているイラストです。
ただし、青いリンゴは自分で色をつけています(後で解説)。
まずは、ネコ、背景、リンゴ2つを配置します。
こんな感じです。
次に、ネコの動きを作ります。キーボードの矢印キー「↑」「↓」「←」「→」を押すと、その方向にネコが動くようにするプログラムです。
使用するのは【イベント】の中にある【スペース▼キーが押されたとき】です。このブロックをコードエリアに置いて、▼をクリックすると、「上向き矢印」などが選べるようになります。
矢印キー「↑」「↓」「←」「→」4つ分のプログラムを設定します。
【旗がクリックされたとき】に【回転方法を左右のみにする】も設定します。
ココまでできたら動かしてみましょう。
旗をクリックしてから、矢印キー「↑」「↓」「←」「→」を押してみてください。
ネコが押した方向に動き出せば成功です。
間違っていたら、ここまでを見直してみてください。
まずは、赤いネコを用意します。
ネコのコスチューム画面を開きます。
これで同じコスチュームのネコが2つできました。
次にコスチュームの名前を「赤いネコ」とします。
『塗りつぶし』の色を赤に変更します。
左メニューで「色を塗りつぶす」ボタンを選択し、ネコに色を塗ります。
全部、色を塗れば完成です。
コスチューム1は「最初の色のネコ」と名前をつけます。
ネコは、ひとつのスプライトで「最初の色のネコ」と「赤いネコ」の2つのコスチュームを作っていますが、リンゴは2つのスプライトとして作成します。
リンゴは2つスプライトを作成します。
赤いリンゴに触れたらのプログラムは次のように組みます。
これで完成です。
上のサンプルでは、赤いリンゴに触れたら【コスチュームを赤いネコにする】にしていますが、この部分を変更することで、いろいろなバリエーションが作れます。
背景を変えたり、リンゴ以外のものを使うこともできます。
いろいろと挑戦してみてください。