【解決】スクラッチで音が出ない!原因別の直し方と3つのチェック項目

【解決】スクラッチで音が出ない!原因別の直し方と3つのチェック項目

「一生懸命プログラムを作ったのに、スクラッチで音が出ない!」

 

そんなトラブルにお困りではありませんか?
せっかく作ったゲームやアニメーションも、音がないと少し寂しいですよね。

 

スクラッチで音が鳴らない原因は、パソコンの設定にある場合とプログラム(ブロック)の組み方にある場合の大きく2つに分けられます。

 

この記事では原因別に分かりやすく解決策を解説します。
一つずつ順番にチェックして、音が出るように直していきましょう!

スクラッチで音が出ない!まずは基本的な設定をチェックしよう

プログラムを見直す前に、まずは使っているパソコンやタブレットの設定を確認しましょう。「実はパソコンの音が消えていただけだった」というケースは非常に多いです。

 

パソコンやタブレットの音量がゼロになっていないか?

一番よくある原因がこちらです。

Windowsの場合 画面右下のスピーカーマークをクリックして、音量がゼロ(またはミュート)になっていないか確認します。
Macの場合 画面右上、またはキーボードの音量ボタンでボリュームを上げます。
タブレット(iPadなど)の場合 横の音量ボタンを押して、音が十分な大きさになっているか確かめましょう。

 

イヤホンやヘッドホンが繋がったままになっていないか?

本体のスピーカーから音を出したいのにBluetoothイヤホンやヘッドホンが接続されたままになっていませんか?

 

設定画面からBluetoothの接続を一度オフにするか、有線イヤホンの場合はジャックから抜いてみて、音が出るか試してみてください。

 

ブラウザ(ChromeやEdgeなど)のタブがミュート設定になっていないか?

パソコン本体の音量が出ていても、インターネットを見るソフト(ブラウザ)の設定でScratchの画面だけ音が消されていることがあります。

 

Chromeなどの場合、画面上の「タブ(Scratchが開いている部分)」を右クリックして、「サイトをミュート」がオンになっていないか(「サイトのミュートを解除」という表示になっていないか)を確認しましょう。

 

ブロックの使い方が原因?スクラッチの音が出ない時の対処法

パソコン側の設定に問題がなければ、次はScratchのプログラムをチェックします。
音を鳴らすブロックの選び方や、組み合わせ方に原因が隠れているかもしれません。

 

「終わるまで音を鳴らす」と「音を鳴らす」ブロックの違いと選び方

Scratchには、音を鳴らすブロックが2種類あります。

〇〇の音を鳴らす 音が鳴り始めてすぐに、次のブロックの命令に進みます。
終わるまで〇〇の音を鳴らす その音が完全に鳴り終わるまで、次のブロックには進みません。

 

BGMのように長く続く音を「ずっと」ループさせる時に「〇〇の音を鳴らす」を使ってしまうと、音が何度も最初から再生され続けてしまい、結果的に「ブブブ…」という変な音になったり、聞こえなくなったりすることがあります。BGMには「終わるまで〇〇の音を鳴らす」を使いましょう。

 

音量が「0%」に設定されるブロックが混ざっていないか?

プログラムのどこかに、「音量を0%にする」というブロックが紛れ込んでいませんか?

 

もし見つけたら、「音量を100%にする」ブロックに直すか、不要であればブロックごと削除しましょう。「音量を〇ずつ変える」ブロックをマイナスの数字で何度も繰り返してしまった場合も、音が消えてしまいます。

 

ループ(ずっと)の中に音ブロックを入れる時の注意点

ずっと」ブロックの中に「〇〇の音を鳴らす」ブロックを単独で入れると、1秒間に何十回も音が再生されようとして処理が追いつかず、音が鳴らない(またはノイズになる)原因になります。

 

ループの中で音を鳴らしたい場合は、「もし〇〇なら」などの条件ブロックと組み合わせるか、「終わるまで〇〇の音を鳴らす」を使用してください。

 

複数のスプライトで音が重なって消えていないか?

色々なスプライト(キャラクター)で同時にたくさんの音を鳴らしすぎると、音がぶつかり合って正常に聞こえなくなることがあります。

 

また、どこかのスプライトに「すべての音を止める」ブロックがあると、他のスプライトの音も強制的に消えてしまいます。不要な「すべての音を止める」ブロックがないか探してみましょう。

 

音データやブラウザが原因でスクラッチの音が出ない場合の解決策

設定やプログラムが完璧でも、システムの一時的なエラーが原因で音が出ないことがあります。

 

アップロードした音源ファイル(MP3やWAV)が壊れていないか?

自分で用意した音楽や効果音(MP3やWAVファイル)をScratchに読み込んだ場合、そのファイル自体が壊れていたり、Scratchが対応していない形式だったりすると再生できません。

 

一度パソコン上でそのファイルを開いて正常に再生できるか確認してみましょう。

 

Scratchのサイト自体が重い・通信エラーが起きている時の対処法

インターネットの回線が不安定だったり、Scratchのサーバーが混み合っていると、音のデータがうまく読み込まれないことがあります。

 

一度プロジェクトを「直ちに保存」してから、ブラウザの更新ボタン(リロード)を押してページを再読み込みしてみてください。

 

どうしても直らない時は別のブラウザや端末で試してみよう

ここまで試しても直らない場合は、今使っているブラウザのキャッシュ(一時データ)が原因かもしれません。

 

Google Chromeを使っているならMicrosoft Edgeで開いてみるなど、別のブラウザを試してみましょう。可能であれば、スマートフォンや別のパソコンなど、違う端末で開いてみると原因がはっきりします。

 

スクラッチで音が出ないトラブルを減らす!音の基本と活用法

トラブルが解決したら、Scratchの「音」をもっと自由に使いこなしてみましょう!
音を工夫するだけで、作品のクオリティは一気に上がります。

 

効果音やBGMを使い分けて作品をレベルアップさせよう

Scratchには最初からたくさんの「」が用意されています。

効果音(SE) ジャンプした時、アイテムをゲットした時などに短く鳴らす音。「〇〇の音を鳴らす」ブロックが適しています。
BGM ゲーム中にずっと流れている音楽。「ずっと」ブロックと「終わるまで〇〇の音を鳴らす」ブロックを組み合わせて使いましょう。

 

自分の声や好きな音を録音してスクラッチで鳴らす方法

パソコンやタブレットにマイクがついていれば、自分の声を録音して使うこともできます。「音」タブの左下にあるスピーカーマークにマウスを合わせ、マイクのアイコン(録音)を選ぶだけです。

※この時、ブラウザから「マイクの使用を許可しますか?」と聞かれたら「許可」を選んでください。

 

オリジナルの声でキャラクターを喋らせて、もっと楽しい作品を作ってみましょう!

 

 
まとめ

スクラッチで音が出ない時は、焦らずに「パソコンの設定」「ブロックの組み方」「システムのエラー」の順番で確認していけば必ず解決できます。無事に音が出るようになったら、これからもScratchでのプログラミングをどんどん楽しんでくださいね!


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